牧 晃圭 美術館

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第17回(2009年)ミレー友好協会展
出品作:「阿弥陀二十五菩薩来迎図」
受賞  文部科学大臣賞/フランス本部展へ決定賞 (ミレー友好展)
 

フランス本部会長賞(09.6.27)


          牧 晃圭さんとの出会い

小生と牧さんとの出会いは平成13年の春、メール仲間のオフ会であった。
HNは「さっちんさん」お逢いするまでの自己紹介で足を手術され「右足人工股関節挿入の 身障者です。」どのような人かは想像もできなかったが、送られてきた写真がお遍路さん姿(右写真)であったことを記憶しています。

牧晃圭さんの履歴

牧 晃圭さんへのインタビューから

30年前に、友人の個展で紺紙金泥の作品に出会った。そのあまりにも美しさと
神々しさに魅了され、書道家師範としての牧さんは、その後の作品に紺紙金泥と
言う彼女の世界を創りあげていったのです。

絹布に色彩の場合は滲み止めにドーサを引いて、下地を作りそれから仏画描く
紺紙金泥の場合は気温や湿度を気にしながら、容器皿に膠液で金粉を溶き、面
相筆で書いて行く。

法華経を全巻浄写するには写経用紙が250枚 全てを繋ぎ合わせると、8巻で
60m余りになる。 文字数は7万数千字になると言う。
牧さんはこの法華経を細字「一行三四文字」で7万と「一行十七文字」7万を墨書
行書で、最後に金泥で7万数千文字を楷書で合計21万数千文字を書き上げる。

こうした地道な鍛錬を続けてきた牧晃圭さん。
書家として仏画家として古人の偉大な言葉に向き合い、仏の柔和な表情から多く
のものを感じとって来たのだろう。
彼女自身の心の中に、既に何か超越した境地があるのに違いない。

優れた作品の世界と飾らない人柄を慕って、牧さんの作品が出展される展覧会
には多くの人が足を運ぶ、そして牧さんの実物の作品を眼前した時、鑑賞者の中
には此れほどまでに緻密に描かれた神聖な仏画の世界に、思わず手を合わせる
人がいる。
某外国での展示品前には、賽銭まで上がったエピソードがあった。
                                            (百兵衛のNo.5にも掲載) 

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羅漢様 金銀泥白衣観音と
十句観音経
白衣観音
虚空蔵菩薩 孔雀明王 弥勒菩薩
阿弥陀と魂を受取りに来た彼の供 紺紙金泥佛説阿弥陀経
一字一仏色彩正信偈 紺紙金銀プラチナ
泥山越え弥勒と心経
釈迦と般若心経
四書体屏風 墨書父母恩重経 紺紙金泥三部経四巻
普賢菩薩と象 釈迦如来と
十二神将日光月光
中国風観音菩薩
釈迦如来 紺紙金泥細字五重塔 大日如来
釈迦涅槃図 釈迦三尊 朱緑蓮台画入墨書正信偈

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