第二十八番
成相山 成相寺
(なりあいさん ないあいじ)
                      京都府宮津市成相寺            

成合寺の駐車場から更に300m急勾配の山道を登り詰めた所
標高300mの展望台

眼下に景勝「天橋立」が望めます。

「日本一 成合山パノラマ展望台」碑
この対岸にも「笠松公園」があり。

「本堂」は、安永3年(1774年)の建築といわれています

「本堂」は京都府文化財に指定されています。

本堂の真下に来ると古さに圧倒されます。

本堂真下の近景

本堂の右側頭上に左甚五郎の作といわれる「真向(まむき)の龍」の彫刻
が掲げられている

本尊の聖観世音菩薩は、見ることは出来ません。

「本堂」は入母屋造りで正面は千鳥破風で飾られております。

本堂までの石段を上ったところ右側に有名な「撞ずの鐘」(つかずのかね)が建っています。

鐘の由来
慶長十四年(1609)、慶長14年(1609年)山主賢長は、新しい鐘を鋳造するため浄財の寄進を募ったとき、裕福そうな家の嫁が、子供は沢山居るが寺に寄付する金はない、と言って断った。

鐘鋳造の日、大勢の人の中に例の嫁も子供を抱えて見物に来ていたが、誤って子供を坩堝(ルツボ)の中に落としてしまった。出来上がった鐘をつくと、子供の泣き声、母を呼ぶ悲しい声が聞こえ、聞いている人々はあまりの哀れさに子供の成仏を願って、以後、一切この鐘をつくのを止めたという。

この五重塔は「平成五重塔」とも呼ばれており、平成12年に復元完成されたようであるが、以前はこの場所ではなかった。

完成も内装は平成15年秋に完成し、その後、外装も朱の塗り直しが行われたそうです。

最近か、桜の苗木が多く見られ、やがて桜の寺として観光客が訪れるのでは。

成合寺の対岸「笠松公園」から見る「天橋立」

股のぞき

このように見えます。

天と地がくっついたように見え、龍が天に昇る様に見えますか。

展望レストランから

モノレールとリフトで山頂へ
観光客の少ない時はモノレールで、
天候の良い時はリフトも使用できるそうです。

観光船乗り場、近くのお土産やさん
ここのお店の方が、とっても親切でした。
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